北の地での苦闘-その1

「プロジェクト]風に読んでくれたまえ」



北海道の札幌東急で行われる「こみやまや」さん主催のニットイベントに私の所属している
ニットファクトリーがブースで参加することになった。
北海道メンバーは若いとはいえ、3人。
これは手伝いに駆けつけなくてはいけないと熱い気持ちが沸き起こった。

そうして、ニトファクの東京4人娘(?)きのこ・ひろ・カズミ・エルタは出発を決意したのだった。
決して、美味しいものを食べたいとか、時計台が見たいとか
そんな浮ついた気持ちではなかった。


-2002年10月月27日-

■出発

羽田には10時集合だった。
みんな「北海道」という意気込みからか異様に着込んでいる。
空港内は完全空調である。
修学旅行時期と週末という条件が重なり
空港内はいつにない混み様で、室温も上昇気味である。
当然北海道バージョンスタイルが合うわけもなく
次々とトイレに駆け込み、着込んできたババシャツを脱ぐのであった
みんなとうとうシャツ1枚になってしまうのであった。

そしていよいよ搭乗する為、手荷物ゲートを次々と通過。
しかし、カズミが通ろうとしたとたん警報が鳴り響く!
「こちらへ」
厳しい顔をした空港職員に隅々まで金属探知機を当てられ
理由はわからないまま、ようやく無罪放免になる。
(この原因は帰りに判明するのだった)


■新千歳到着

予定通りに12時半に新千歳に到着。
まずすることと言えば

「お昼」である

空港内のレストランでとりあえず軽く取ろうということになった。
なんせ、今晩はジンギスカンを食べるのである。
散々悩んだ末、千歳の地ビールと十勝牛のステーキ丼に落ち着いた。
あまりにも美味しそうだったのである。


■会場到着

会場ではメンバーの来札を心待ちにしてくれた友人が
待ちくたびれた顔で待っていた。
お昼にゆっくりしすぎてしまったようであった。
きのこの友人にいたっては今しも帰るところにバッタリと会えるという状態であった。

そして、夕方までしっかりお店番を勤めたのであった。
じゃまなだけだったとか、隣でやっていた「こみやまや」さんの
毛糸のバーゲンをあさっていただけだったとかいうことは決してないのである。


■ジンギスカンの巻き

いよいよ、念願のジンギスカンタイムである。
寒風吹きすさぶ中、足早にすすきのにあるお店「だるま」に急ぐ。
いっぱいであった・・・・。
もうお腹はスタンバイオッケーの状態でグーグー言っているのであった。
支店が空いているとの事で光がさした思いで支店に急いだ。

空いているはずが、列が出来ている。
美味しそうにラムをほおばっている客を呪い殺しそうな目でにらみながら並ぶのだった。
呪いが効いたのかパタパタと席が空いて
「最初の3人様〜」との声がした。
天の声のようだった・・・。

たまたま端から3人の桐・きのこ・エルタの3人が席につく。
4人目だったひろの泣き出しそうな顔が印象的であった。

生きてて良かったと思えるほど美味かった・・・・。ゲフ


■エンドレスカラオケ

ニトファクメンバーが飲んだらカラオケ。
これは鉄則である。
しかも帰りを気にしなくても良いという恐るべき状況である。

案内された部屋に行くと、なんとダンスダンスレボリューションが設置されていたのであった。
「飲んで、歌って、しかも踊れと???これはもう死ぬな・・。」
そして覚悟を決めた。

そして8時から始まった大宴会は カラオケクィーン・ひろの独壇場であった。
(クィーンと言っても歌がうまいとかそういうわけではない)
最後はなぜか松田聖子メドレーとなり、
そしてとうとう日が変わったのであった・・・。
飲み尽くし、歌い尽くし、踊り尽くし、
そして笑死にしたのだった・・・・。

カラオケボックスの店員は「ココで働いていてほんとに良かった」
そう思ったはずである。


■帰宅路

酔っ払いである。
しかもカラオケでテンションハイボルテージである。
ラブホ街のど真ん中の道を大声でわめきながら
4人はホテルへ戻ったのであった。


-その2へ続く-