◆私は「設計屋」


よくテレビなんかで「これじゃ、僕のイメージしている空間は出来ないんだ!!」とか、

「私に任せておけば良いんだ!!」とか

言ってる黒いシャツを着たノーネクタイの人達が居ますよね。

私はああいう人達を「建築家」って言ってます。

自分の造りたい作品を人の土地とお金を使って具現化してる「芸術家」だと思っています。




「設計屋」とは施主の「こうしたい、ああしたい」を読み取って

それをなんとか住み心地良く、使いやすく、かつ美しい空間に

組立ていく作業をする人であると私は勝手に意義付けしています。

空間を創造する人というより、設計という技術をもった職人であると思っています。



私は○○ホールとか、××美術館とかいう大きな芸術的な空間をゼロから創造する事は苦手です。

いろんな条件や希望や制約がある中で、どうやったら使いやすくて住んでいる人が一番くつろげる空間を

組み立てられるかという事を考える方が好きだし、性に合っているようです。

だから私は、自分の事を「設計屋」であると自負しています。

「設計屋」という職人である以上出来上がった物にはずっと責任を持っていたいし、

そこに住んでいる人とは一生のおつき合いがしたいと思っています。


「物を造る」ってライフサイクルコストじゃないけどその物が消えて無くなるまで

造った人間は責任をもっていなければいけないんじゃないかなと思うんです。


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